普段聞くことができないあんなこと、こんなことをアーティストに100の質問として投げかけ、100答してもらう、ぴあの名物企画「100Q」。ASKAの100Qがついに実現しました! その中から、ミュージシャン・ASKAの素顔を知ることができる、10の質問をご紹介します。
<Q8>曲作りに煮詰まったときの気分転換はなにをする?
楽器を替えますね。いまは90パーセントくらいピアノで作っているんですけど、ギターに替えるんです。
<Q10>退屈なときはなにをする?
時間があるときはアメリカのドラマを観ていることが多いですね。『クリミナル・マインド FBI行動分析課』。これ、おすすめ!
<Q17>海外旅行での失敗談を教えてください。
台湾でパスポートが失くなったときは大変でしたね。気づいたのが帰る前の日でしたから。そしたらパスポートはChageのバッグに入ってて、Chageのは僕のバッグに入ってた(笑)。
<Q33>歌詞がなかなか完成しなかった曲といってすぐに思い出すのは?
「UNI - VERSE」。1ヵ月くらいかかりました。 (その期間があれば)4作分くらいできてましたね。
<Q38>デュエットしてみたい男性シンガーは?
一度、玉置(浩二)と1曲やってみたいかな。
<Q41>若いとき以上に声がよく出ていますが、その秘訣は?
喉を壊していた時間が長くて、治るまで7~8年かかりました。その間もずっと歌ってたんですね。それが結果的に良かったんじゃないかと。
<Q64>好きな(好きだった)アイドルは?
アグネス・チャン。なにかのテレビの企画で、「アグネスが好きなものベスト10」という中の8位が僕だったことがあって。これ、時間差両想いでしょ! 追い風参考でもいいですけど。
<Q68>いままで観たライブでとくに感動したものは?
TOTO。これまで3回観てるんです。初めて観たときに「生涯のベスト・ライブだ」と思いました。ところが2回目もベスト、3回目もまたベスト……。何だろうあの完成度。バンドに入れてくれるなら、ボーカルがいいです(笑)。
<Q69>ASKAさんにとってライブとはどんな意味を持つ大切なものですか?
自分が愛されていることをきちんと感じさせてくれる場所。そういうなかで、今度はもっと相手を愛そうとする気持ちになるわけですから。
<Q82>コレクションしているものはありますか?
「ウォークマン」とか、自分が通ってきたものに愛着があって。残っているものもあれば、あらためて手に入れるものもあります。いま、曲を作るときはカセット「プレスマン」を使ってるんですよ。
ASKA初のMOOK本
「ぴあ&ASKA」 定価1,000円(税込)・A4変型・96ページ
ロングインタビュー、堂本剛とのスペシャル対談や、女優・天海祐希や漫画家・弘兼憲史のインタビュー、作家・万城目学によるエッセイ寄稿、CD・ギター・本などの愛用コレクション紹介、本人による映画特選、100問100答、ASKAトリビア、ファンによるアンケート結果発表、ヒストリー&秘蔵写真など多彩な企画がもりだくさんの1冊。さらに情報誌「ぴあ」の名物だった読者投稿企画「はみだしYOUとPIA」も復活。投稿者はなんとChage!
Profile
1958年2月24日、福岡県生まれのシンガー・ソングライター。高校時代の友人Chageとともにチャゲ&飛鳥(現:CHAGE and ASKA)を結成、1979年にシングル「ひとり咲き」でデビュー。「SAY YES」「YAH YAH YAH」など数々の記録的ヒット曲を生み出す。80年代後半からソロ活動を開始し、1987年にシングル「MY Mr.LONELY HEART」でソロデビュー。10月17日に7年ぶり7枚目のオリジナル・ソロアルバム『SCRAMBLE』を発売。