NESMITH 僕らの強みは、いい意味で異端児であり、攻撃的でトゲのある面を持ち併せていること。
――8月14日にリリースされる待望の新シングルは、DJ MAKIDAIとのコラボレーション『SURVIVORS feat. DJ MAKIDAI from EXILE』と『プライド』の両A面マキシ・シングル。まず、DJ MAKIDAIとコラボレーションした率直な感想をお願いします。
NESMITH:THE SECONDって、作品やライブの雰囲気ひとつとっても、EXILE TRIBEに属するほかのグループにはない、攻撃的な要素や尖ったイメージを兼ね備えているグループ。そんな僕らの雰囲気にDJ MAKIDAIの持つ色が重なることで、僕ら世代の等身大のおしゃれさや大人の男性が持つクールでカッコいい部分を、サウンドに投影できたと感じています。
――『SURVIVORS feat. DJ MAKIDAI from EXILE』の楽曲は、MAKIDAIさんも含め、皆さんで楽曲決めをされたと伺いました。
NESMITH:この曲にいたるまでにも、“どういう楽曲にしようか”と何度も打ち合わせを重ねました。この曲に出会ったときは、聴いた瞬間、全員のテンションが上がったくらい。まさに運命的な出会いでしたね。曲が決定して制作作業を開始すると、SHOKICHIが詞を書いたり、マキ(MAKIDAI)さんがスクラッチを入れたり、みんなの意見やアイデアをくみ取りながら、それらを反映していったりと、まるでひとつひとつのピースをつなぎ合わせていくようでした。
――レコーディングでは、SHOKICHIさんが書かれた詞を、NESMITHさんなりにどのように歌入れしていったのでしょう?
NESMITH:SHOKICHIとふたりでレコーディングすることも多かったので、SHOKICHIがイメージしている音の流れや言葉の譜割り、はめどころなどをセッションし、自分のなかに落とし込みながら歌入れしていきました。もちろん自分なりの歌い回しもありつつ、でもSHOKICHIのイメージを崩さないよう心がけながらレコーディングしましたね。
――レコーディングは苦戦しましたか?それともスムーズに進行しましたか?
NESMITH:どちらかというと、苦戦したほうかもしれない。それはやっぱり、SHOKICHIのなかにしっかりとしたイメージがあったので。でも、いつもよりも時間に余裕があるなかレコーディングすることができたので、一度レコーディングして、そこからまたSHOKICHIとセッションしてアイデアをもらい、そのアイデアを反映するために再度レコーディングして……というように、何度もレコーディングを重ねました。だから逆にいろいろとトライすることができて、すごく楽しかったです。
――ちょうど今、MVの撮影中(※取材時)ですよね。どのような映像になりそうですか?
NESMITH:そもそも、DJ MAKIDAIとコラボレーションをするという時点から、“やるからには、めちゃくちゃいい作品に仕上げたいよね”という意気込みが、全員ハンパじゃなかった。楽曲が決まって、制作して、楽曲が完成して、MVの世界観を打ち合わせして、衣装を決めて、フィッティングして……というように、ひとつずつでき上がっていく過程が、今でもすごく楽しいんです。MV撮影もまだ途中(※取材時)ですけれど、DJをしてくださっているマキさんの前で僕らがパフォーマンスをしているシーンでは、マキさんの存在がすごく心強かった。マキさんに、プラスαの力を貸していただけているなと、すごく感じています。
――普段は同じEXILEメンバーとして活動されていますが、今作ではDJ MAKIDAIとTHE SECONDという、いちアーティスト同士。制作作業の段階で、EXILE同士だからこそ生み出せたものなどはありますか?
NESMITH:やっぱり、こうしてTHE SECONDとしての活動になると、EXILEにいるときの自分とは発信するエナジーの種類や色が異なるんです。きっとマキさんも、DJ MAKIDAIとしてプレイしているときは、EXILEのパフォーマーであるEXILE MAKIDAIとは異なっていると思う。だから今回、EXILEとしてではなく、互いに別のアーティストとしてコラボレーションするにあたり、どこか改まる雰囲気もありました。でも、いざ対峙してみると、やっぱりEXILEメンバーとしての根本がお互いにあるので、自然とものすごいグルーヴ感が生まれていきましたね。
――さて、それでは『プライド』のほうについてお伺いします。“PRIDE”自体、EXILEの今年1年のテーマでもありますよね?
NESMITH:この曲も、結構レコーディングでは苦戦しました。何度もトライさせていただいて、形にできた曲。すごく時間をかけましたし、何より歌詞の内容や込められている意味が、THE SECONDとして歌わせていただくにはありがたいほどのものだった。EXILEの今年のテーマである”EXILE PRIDE”が、ある意味楽曲タイトルになっているようなものですし、それだけ僕にとって神聖なもの。歌うにあたっても、ものすごく覚悟のいる曲だったので、EXILE PRIDEを強く胸に持ちながら、THE SECONDなりの“PRIDE”を表現するよう、大切に歌わせていただきました。
――どのような想いが込められているのでしょうか?
NESMITH:今年は、HIROさんがパフォーマー人生に一区切り打たれる大切な年。でも、その現実を悲しむというよりも、すごくポジティヴなメッセージが歌詞には込められています。EXILEメンバーでもある僕らが、EXILE魂を持ちながら、THE SECONDという別のグループの色で、EXILE PRIDEを新たに語らせていただいているような作品。EXILE TRIBEをはじめ、これからの未来を担う子どもたちなどにも伝えていけるような曲に仕上がったと思います。
――続いて『BUMP UP』についてお伺いいたします。この曲はもともと、ラップではなかったそうですね。
NESMITH:そうなんです。当初、Aメロのほうがラップではありませんでした。SHOKICHIの提案でラップに変えてみたんです。ラップのパターンもいくつもあって、“こういうイメージではないなぁ“とか“もう少し変えるとイメージどおりなんだけれど……”というように、SHOKICHIがかなり試行錯誤しながら、いろいろとトライしてくれた曲ですね。レコーディングしてから、BL(BACHLOGIC)さんに、最近海外で流行っているラップのフローや言い回しに変えてみよう、という提案をいただいたんです。その提案を受けて、再度レコーディングをして。ラップはSHOKICHI、平歌は僕という珍しい歌い分けも、この曲の聴きどころです。濃いサウンド感で、“これぞTHE SECONDらしさ”というような1曲に仕上がりました。すごくパフォーマンスが楽しみな曲でもありますね。
――パフォーマンスを観られる機会はありそうですか?
NESMITH:どうだろう……(笑)。『a-nation stadium fes.』でやるかなぁ……。どうだろうなぁ(笑)。来年のさいたまスーパーアリーナで開催される「SPECIAL STAGE“THE SURVIVAL”アリーナ Special 10Days」では、リリースしている曲はできるだけパフォーマンスしたいと考えています。ただ……、ほぼアゲアゲの曲ですけれど(笑)。
――『Lost In Time』は、THE SECOND初のラブソングですよね。
NESMITH:THE SECONDの曲のなかでも、今までにない雰囲気を持った曲。本当にいい曲だなぁと、心から感じますね。バラードというよりもミドルバラードで、EXILEや三代目J Soul Brothersが歌う切なバラードよりも、R&B色が強いメロディになっています。詞の世界観も、言葉が重く結構ディープだったり……。この曲も、パフォーマンスをするのがすごく楽しみですね。
――ガラッと雰囲気が変わりそうですよね。
NESMITH:パフォーマンスをイメージしても、いろいろな見せ方ができる曲だと思うので、いい意味でまだイメージが浮かばない。THE SECONDにはこういう一面もあるんだなって楽しんでいただけると思いますし、しんみりと……しっとりと聴いていただけるような曲に仕上がっていると思います。
――THE SECONDとしてのリリースは、約1年ぶり。前作はTHE SECOND始動ということもあり、試行錯誤したことも多かったと思いますが、2作目となる今回の手ごたえはいかかでしたか?
NESMITH:前作は、やっぱり1作目ということもあって、世のなかに向けたTHE SECONDのイメージの発信の仕方に試行錯誤していました。僕らの強みって、いい意味で異端児というか、どのグループにもない攻撃的でトゲのある面を持ち併せていることなんだと、前作を経て確信しました。その確信があったぶん今作では、前作同様アゲアゲなんだけれど、前作よりもバラエティに富んでいる作品になっていると思います。今の自分たちが伝えたい等身大のメッセージや覚悟、責任感や使命感なども込められていて、自分たちの色や強みがわかったからこそ、今作のほうが前作よりも形にするのが難しかった気もしますね。
――前回のジャケ写やMVでは、レーザーがふんだんに使われていたので、“THE SECOND=レーザー”というイメージが強かったんですが、今作ではガラッと雰囲気が変わりましたね。
NESMITH:そうですね。一気に大人になった感じがありますよね。ヴィジュアルにしてもサウンドにしてもMVにしても、普段から自分たちでもかなり意識するようにしています。僕らはいい意味で変幻自在でありたいですし、いろいろなことに挑戦したり、新しいものを取り入れていけるよう、いつでも柔軟でいたいんです。
――最後に、今作の聴きどころやメッセージをお願いいたします。
NESMITH:今作は、DJ MAKIDAIとTHE SECONDで、この『SURVIVORS feat. DJ MAKIDAI from EXILE』を完成させることができたということで、EXILE TRIBEの持つこれからの可能性をお見せできるような1曲になったと感じています。そして先ほどもお話しさせていただきましたが『プライド』に関しては、僕らの覚悟や責任感、想いというものを、EXILEとしてではなく、THE SECONDの視点から歌わせていただきました。そんな僕らの深く濃いメッセージを、皆さんにも感じていただけたらうれしいです。そして、まだまだパフォーマンスしていない楽曲もありますし、それらを引っ提げて、来年の『SPECIAL STAGE”THE SURVIVAL”アリーナ Special 10Days』など、皆さんに僕らのパフォーマンスをご覧いただける機会をもっと増やして、どんどんTHE SECONDを広げていきたいと思っていますので、今後もTHE SECONDを楽しみにしていてください。
SHOKICHI THE SECONDらしさというものは大切にしつつも、EXILEの想いや信念、志からそれることはいっさいない。
――8月14日にリリースされる待望のNew Singleは、DJ MAKIDAIとのコラボレーション『SURVIVORS feat. DJ MAKIDAI from EXILE』と『プライド』の両A面マキシ・シングル。曲が決まってからは、MAKIDAIさんとおふたりで、やり取りを重ねて制作されたとお伺いしています。
SHOKICHI:楽曲をみんなで決めてから実際に曲が完成するまでに、半年はかかりました。間奏やイントロもすべて、マキさんと相談しながら作っていったんです。一からすべて作ったわけではないんですけれど、アイデアを反映させたり、いろいろとトライしてかなり作り込んだ作品。すごく想い入れ深い曲ができました。
――歌詞はSHOKICHIさんが手がけられていますよね。
SHOKICHI:はい。書かせていただきました。
――メロディは思いっきりアゲアゲだけれど、歌詞はメッセージ性がとても強いですよね。
SHOKICHI:前作の『THINK 'BOUT IT!』もかなりアゲアゲな曲だったんですけれど、今作ではDJ MAKIDAIさんとコラボレーションするということから、すごく自然な流れでアップチューンになりました。初めてこの曲の音源を聴いたときに、クラブを彷彿させるような雰囲気を持った曲だったので、パーティチューンのような楽曲にしたいな、と思って。でも、僕らはあくまでもEXILEであり、日ごろから“Love,Dream&Happiness”を掲げているからこそ、ただ単にアゲアゲなパーティチューンを歌うことにすごく抵抗がありました。違和感すら感じた。EXILE PRIDEを背負い、“from EXILE”でやるからには、パーティチューンでも夢や希望を発信したかったんです。だからこそ、あえて歌詞を書かせていただきました。THE SECONDらしさを演出することができましたし、EXILE TRIBE流のパーティチューンが完成したと思います。
――昨年インタビューをさせていただいた際も、“たとえアゲアゲの曲でもメッセージ性がある曲を”と話されていましたよね。
SHOKICHI:そうですね。それはやっぱり、THE SECONDはあくまでも“from EXILE”ですし、その道は絶対にそれてはいけない。当たり前のことなんですけれど、THE SECONDとして活動する際も、僕ら全員EXILE PRIDEはしっかりと持って活動しています。だから、THE SECONDらしさというものは大切にしつつも、EXILEの想いや信念、志からそれることはいっさいないんです。
――歌詞はどれくらいで書き上げたんですか?
SHOKICHI:3日間くらいで書き上げました。『SURVIVORS feat. DJ MAKIDAI from EXILE』は、マキさん主演のドラマ『町医者ジャンボ!!』の主題歌として起用していただいているんですが、ドラマの内容にも沿うように、またDJとの兼ね合いもすごく考えました。そのようななかでTHE SECONDらしさを出しつつ、“Love,Dream&Happiness”も感じられるちょうどいい部分はどこなんだろう……と、探りながら書いていったんです。結果、ドラマの世界観にも当てはめることができましたし、DJっぽさも出すこともできた。そして、THE SECONDらしくちょっとトゲがありつつも、強い想いを込めることができましたし、すごく絶妙なバランスで歌詞に反映できたと感じています。
――どのような想いを込めて書かれたのでしょう?
SHOKICHI:やっぱり、聴いていて気分やテンションがただ単にアガるイケイケのパーティチューンだけにはしたくなかった。リスナーの心の拠りどころになるようなパーティチューンに……という想いが大前提としてありましたね。
――背中を押してもらえるような、すごくポジティヴな歌詞ですよね。
SHOKICHI:THE SECONDが発信する曲をとおして、日々のストレスを解消できたり、寂しいときは傍に寄り添えたり……。僕らは常にそういう存在でありたいんですよね。
――先ほど、『町医者ジャンボ!!』の世界観にも当てはめることができる、とおっしゃっていましたね。
SHOKICHI:歌詞を書くにあたり、原作を読ませていただいたんです。だから、マキさんのドラマを楽しんでいただいている方はきっと、『町医者ジャンボ!!』にも当てはめることができると思う。さらに、曲中には“DJ”というフレーズも組み込んだので、すごく楽しい、バラエティに富んだ形に仕上がったんじゃないかなぁと思います。
――歌詞に関して、MAKIDAIさんやメンバーの皆さんの反応はいかがでしたか?
SHOKICHI:好感触でした。メンバーもみんな、すごく喜んでくれて。歌詞をあんなに褒めてもらえたのは、初めてかもしれない(笑)。
――今作の作詞を経て、何かご自分のなかでの手ごたえなどはありましたか?
SHOKICHI:この楽曲を書いてみて、自分が発信すべきこと、世のなかに伝えたいことはこういうメッセージなんだ、ということを再確認することができました。どのような曲でも、EXILE TRIBEでは、存在意義の強いものを発信できるという確信にもつながった。自分のなかでまた、未来が拓けた機会になりました。
――さて、それでは『プライド』のほうについてお伺いします。“PRIDE”自体、EXILEの今年1年のテーマでもありますよね。
SHOKICHI:はい。今年は、HIROさんが勇退されるという僕らにとって非常に大切な年。この曲は、まさにHIROさんの曲なんです。僕が詞を書いたわけではないんですけれど、HIROさんのことやEXILEメンバーのことをすごく理解してくださっているmichicoさんが書いてくださいました。歌詞を読むと、鳥肌が立つというか、ゾワゾワっとくる曲。歌いごたえもありますし、それこそ歌い継がれるような曲に育ってほしいですね。
――レコーディングの際は、HIROさんを想いながら歌われたんですか?
SHOKICHI:ずっとHIROさんのことを思い浮かべながら歌いました。今までのレコーディングのなかで、いちばん力強く歌い上げた曲ですね。
――さらにこの『プライド』は、SHOKICHIさんとNAOTOさんがダブル主演を務められているドラマ『フレネミー~どぶねずみの街~』の主題歌でもありますよね。
SHOKICHI:そうなんです!! それがすごく不思議に感じるんですよね。自分が主演を務めるドラマの主題歌を自分で歌っている。こういうことは、今まで自分が抱いてきた夢以外のことだった。本当に思ってもみなかったこと。だから今回の経験をキッカケに、僕に新しい夢が生まれました。自分にとっての可能性が広がった曲でもありますね。
――続いて、今作に収録されている『BUMP UP』では、ラップを披露されていますよね。
SHOKICHI:この曲は、HIROさんもすごく気に入ってくださった曲。THE SECONDだからこそ成り立つテイストの曲であり、それを証明できた曲であるとも感じています。ネス(NESMITH)さんが平歌を歌って、僕がラップを歌うという、今までにないおもしろい構成になっていますし、個人的にもお気に入りの1曲ですね。
――ラップには苦戦されましたか?
SHOKICHI:自分のなかでラップという存在が、そこまで遠い存在ではなかったですし、BLさんとドーベル(DOBERMAN INC)さんに、ディレクションしていただきながら、割とスムーズに録れました。実はもともと、あのラップ部分はラップではなく、歌だったんですよ。
――そうなんですか!?
SHOKICHI:そうなんです。“ラップに変えてみてもいいですか?”と提案させていただいて。ラップ部分も、さまざまな方に何パターンも作っていただいたり、ドーベルさんにも3回ほど作ってもらったりして……。かなり試行錯誤したんですけれど、すごく満足のいく形に仕上がりました。ラップが入ったことによってよりイケイケ感も増しましたし、オリジナリティも生まれたと思う。THE SECONDの新たな道を提示でき、またひとつ、可能性の広がりを感じました。今後のEXILE TRIBEにもつなげていけたら幸せですね。
――“THE SECONDらしさ”というものが、存分に発揮されている曲だなぁという印象を受けました。
SHOKICHI:そうですね。THE SECONDだからこそ、思いっきり振り切ったこともしてみたかったんです。昨年のインタビューの際もお話ししたと思うんですけれど、僕のなかで、THE SECONDの大テーマのひとつとして、“可能性の追求”というものがあるんです。『BUMP UP』に関しても、曲の持つあらゆる可能性を追求するために、作曲家さんにアレンジしていただいたり、ラップに変えてみたりしました。
――前作の『CLAP YOUR HANDS』に通ずる部分もあると思いますが、あの曲に挑戦したことは活かされましたか?
SHOKICHI:『CLAP YOUR HANDS』の影響は、非常に大きいです。あの曲は、自分にとっても新境地の開拓になりましたし、やり遂げたことが自信になって、この曲につながった。そういう意味で言うと、『CLAP YOUR HANDS』が存在しなかったら、この曲も存在しなかったと思う。こうやって、曲ってバトンタッチではないですけれど、1曲制作するごとにそのぶん可能性や視野が広がって、また新しい曲が生まれて、そしてまた可能性と視野が広がっていく……。THE SECONDはそうあり続けたいと思いますし、EXILE TRIBEのなかでもそういう存在になれたら……。だから、どんどん新しいことに意欲的に挑戦し続けていきたいですね。
――4曲目の『Lost In Time』は、ミドルバラードのラブソング。今作のなかで唯一しっとりした雰囲気を持つ曲ですよね。
SHOKICHI:そうですね。僕らの持ち曲としては、前作を入れて計8曲あるので、そろそろアゲアゲ以外の曲もほしいな、と思って。それに、THE SECOND from EXILE初のラブソングになるんです。僕ららしいラブソングというものはまだ確立できていないんですけれど、R&B特有の、切なさもあって、でも力強い雰囲気を持ったラブソングにしたかった。この曲もまた、ライブ映えする曲になると感じています。実は作品としてラブソングを作詞させていただいたのは、今回が初めて。だから個人的にもすごくうれしいです。
――普段作詞をする際にも、ラブソングは書かれるんですか?
SHOKICHI:デモ作りをする際などに、ラブソングやバラードはよく書いています。でも、世に出せるレベルまでは達していなかった。この『Lost In Time』も、何回も書き直ししました。たぶん、今まででいちばん書き直した曲なんじゃないかな。
――いちばん苦戦した楽曲ですか?
SHOKICHI:苦戦というよりも、試行錯誤といったほうが近いかもしれない。自分が作詞したラブソングが、世に作品として出ること自体初めての経験だったので、自分の恋愛観を覗かれるような感覚があって……。“こういう感じではないな”“もっといいフレーズがあるな”って、言葉をはめ変えながら何度も書き直していきました。でも、思っていた以上にすごくうまくまとまったので満足しています。新しいSHOKICHIワールドを感じていただきたいですね。
――今後も、ラブソングはどんどん発表されるのでしょうか?
SHOKICHI:できたらいいですね。それこそ、幸せなラブソングも作っていきたい。普段からよく書いたりしているので、この『Lost In Time』を機に、ラブソングにもどんどん挑戦していきたいと思っています。
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